リゴレット (岡戸淳) マントヴァ公爵の宮廷に仕える道化師。仕事柄、人に恨まれることが多い。 モンテローネ伯爵を嘲笑したことで伯爵の恨みを買い、呪いの言葉をかけられる。 (注:今回の公演にモンテローネ伯爵は登場しません) ジルダ (宮入玲子) リゴレットの娘。美しい容姿と自己犠牲の精神に溢れるけなげな娘・ジルダがマントヴァの町に来て3ケ月、道化師として周囲の恨みを買っている父は、好奇心溢れる思春期の娘に日曜日の教会に行くことしか許さない。 そんな中、ジルダは教会で出会った若者(実はマントヴァ公爵)に恋に落ちる。身分を隠し「グアルティエール・マルデ」と偽名を名乗るマントヴァ公爵に裏切られても、ジルダはその想いを貫いてゆく。 この「グアルティエール・マルデ」という公爵の偽名にときめいてしまうジルダのアリア(独唱)、「慕わしきお恩名よ」はTVCFにも使われるなど有名。 マントヴァ公爵 (稲見浩之) 北イタリアのマントヴァ公国の君主。美しい女性に目がなく、人妻であろうが少女であろうがお構いなしに触手を伸ばす放蕩三昧の生活。教会で見初めた娘(ジルダ)に身分を隠して近づき、学生「グアルチィエール・マルデ」と名乗ってジルダの心を掴む。 しかし第三幕では酒場の女(マッダレーナ)に言い寄るなど、やはり生来の気質が抑えられることはなく、ドンファン的な性格のままに享楽的な人生を送る。 スパラフチーレ (福井克明) 居酒屋を営みつつ、妹と共に裏稼業として金で人殺しを請け負う殺し屋。 第三幕でリゴレットに依頼された公爵殺しを実行しようとするが、最終的にリゴレットを裏切り、代わりに訪問してきたジルダを殺してしまう。 マッダレーナ (天田清美) スパラフチーレの妹。酒場の女主人的存在で、兄の裏稼業を手伝う。店を訪れたマントヴァ公爵に言い寄られて彼の美丈夫ぶりにその気になってしまい、兄と口論になる。 マントヴァ公爵に心を奪われたマッダレーナは「依頼主のリゴレットを殺せばいい」と口にするが兄は拒絶、「それなら誰か別人を身代わりに」とそそのかす。この会話を耳にしたジルダは、自身が身代わりになる決意をする。 あらすじ第一幕へ TOPへ戻る このサイトは本公演の公式サイトではありません。このサイトをご覧になってのご意見などは宮入玲子オフィシャルサイト事務局までご連絡ください。 |